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東北ユースオーケストラ演奏会2018 [音楽]

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開演前のロビーにて

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3月21日、「東北ユースオーケストラ演奏会2018」を東京オペラシティコンサートホールで聴いた。東北ユースオーケストラは計102名で構成され(+東京フィルから数名)、坂本龍一氏が音楽監督を担当し、柳澤寿男氏が指揮した。

演奏曲は、前半が坂本氏の代表作「ビハンド・ザ・マスク」「戦場のメリークリスマス」「ラストエンペラー」「Still Life」、後半がドビュッシー「海」、ストラヴィンスキー「火の鳥」。前半は坂本氏がピアノで参加。中盤で、女優ののんさんが「Still Life」をバックに宮沢賢治や原民喜の詩を朗読し、その後各団員のソロ演奏や藤倉大氏作・編曲の日本民謡も披露された。

瑞々しく伸びのある演奏だった。「海」と「火の鳥」は難曲だが、予想以上の力強さとスケールがあった。特に弦の美しさは、プロのオーケストラにはない類のものだ。音色と流れ。それを純度あるいは若々しさといえばいいのかわからないが、音楽の本質はテクニックや経験だけではないことの証を印象づけた。柳澤氏によれば、半年前は「全然音が出ていなかった」という。資質を引き出した柳澤氏の手腕も見事だ。全体的に、若い楽団員と指揮者、監督らの音楽に対する真摯な姿勢と観客による一体感が感じられた素晴らしい演奏会だったと思う。
東北被災地の若い音楽家たちに向けた、坂本龍一氏によるこれまでの支援には最大限の感謝と敬意を表したい。

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