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危ない青信号 [生活]

 先々週の夜、帰宅途中の三鷹通りでクルマに轢かれそうになった。正確にいうと、横断歩道で信号待ちをしていて青信号になったため渡ろうとしたが、ちょっとした勘が働いて自転車をひとこぎ進み出さなかったので轢かれずに済んだのだ。クルマ(乗用車)は明らかな信号無視で、信号が変わった2、3秒後に減速もせずかなりのスピードで私の目の前を通過していった。私は信号機の電柱の影にいたため、運転手は私の存在には気づいていなかったはずだ。まったく同じ経験を昨年、八幡神社の横断歩道で経験したことを思い出した。その際も、すぐに踏み出さなかったのが幸いした。わずか3秒もない時間の差が生死を分ける。
 さらに先週の土曜日は、東八道路のやはり横断歩道で、完全な信号無視のワゴン車が数m前をこれまた減速もせずに飛ばしていくのを目撃した。このときは少し遠くから走ってくるそのワゴン車が減速する気配がないのが寸前でわかった。青信号になったからとうかつに歩き出さなかったのではね飛ばされずに済んだ。隣にいた男性は、赤信号を平然と走り去るワゴン車に目を丸くしていた。思い起こせば、ここ数年そんなクルマが増えた。もちろん、悪いのはクルマではない。運転している人間だ。
 そして昨日、同僚の女性がクルマに轢かれそうになったとTwitterでつぶやいた。詳しく聞くと、私と同じような状況だったらしい。彼女も、「あと数秒どちらかが速かったら危なかった」とのこと。このわずかな時間の交差により、多くの人は亡くなるのだ。
 過去10年連続で交通事故の死者が減少傾向にある(平成4年を境に減少傾向。平成21年の警察庁発表による交通事故死者数は年間5,772人=30日以内に死亡の場合。ただし平成20年厚生労働省発表では年間7,314人)という警察庁の発表が報道されている。発表のグラフを見ると、負傷者数、事故発生件数ともに平成16年を境に減少を示す。しかし自分の体験に照らし合わせると、そんなはずはないと思ってしまう。私ひとりでもこれだけひどい運転手を目にしている。無謀な運転者が増えているのに、そう簡単に減少に向かうだろうか。そこには、数字のトリックがあるような気さえしてくる。
 仮にもし交通事故の死亡者数、負傷者数、事故発生件数が減少しているとしたら、それは、飲酒運転の厳罰化やシートベルト装着の徹底によるものではなく、歩行者や自転車側が、クルマに轢かれないように「気をつけている」からにすぎない。要するに、殺されないように注意している。無謀な、予測運転などみじんも考えていない大馬鹿な運転者が増加していることを歩行者側は知っているのだ。それだから、命を守るために、信号が青になったからといってすぐに横断歩道に踏み出さない構えが身についた。青信号を信じて死ぬのだったら、赤信号でもクルマが来ないのを確認して渡ったほうがましだ。この姿勢はたぶん欧米では当たり前のことかもしれない。
 また、歩行者や自転車に乗る人は、クルマに轢かれたらまったくの「死に損」だということも学んだ。無謀運転や飲酒運転で人をひき殺して刑務所に入った犯罪者が、わずか数年で出所できるのが現実だからだ。これほど人の命が軽い時代はないだろう。馬鹿に殺されないよう、十分注意したい。
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コメント 2

Sanchai

三鷹通りがそんなに危ないという認識があまりありませんでした。今後、横断歩道の信号が青に変ってもひと呼吸おいてから渡り始めるようにしようと思います。
by Sanchai (2011-03-06 10:41) 

yotaka

そうしてください。三鷹通りは、夜間に走行しているクルマが危険です。特に中央線から八幡前までの直線区間。
by yotaka (2011-03-07 23:17) 

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